モンテカルロ ロレックスマスターズ2015トーナメント表&ドロー
ATP ワールド ツアー マスターズ1000の1つ、
モンテカルロ ロレックス マスターズ 2015がいよいよ4月12日に開幕します!
このモンテカルロはマスターズ1000で唯一トップ選手に出場義務が課されていないため、
錦織選手は出場しませんが、その他のトップ選手はほぼ出場するとあって非常に注目度の高い大会です。
モナコのモンテカルロで行われるこの大会は100年以上の歴史がある大会です。
試合数増加の影響で一度はワールドルアー500に格下げが検討されましたが、
選手会から『このような歴史と権威のある大会を格下げなんて許さない』という反発があり、
マスターズ1000の地位はキープしたものの、
トップ30の選手の出場義務は免除という事で今に至る経緯があります。
錦織選手は過去に1度だけ出場したことがあるのですが、
ラリー戦が多くなるクレーシーズンを乗り切るため、
この大会期間中はフロリダで体力強化に当てることを例年行っています。
さて、このモンテカルロはキングオブクレーの異名を持つラファエル・ナダルが8連覇を達成するなど、
一時はナダルの独壇場の大会でした。
しかし、ここ2年間はナダルの怪我もありジョコビッチ、バブリンカが優勝しています。
今年こそナダルの復活劇が見れるのか?と思いきや、
ナダル本人は『最悪のコンディション』と試合前から弱気な発言が続いています。
ここ最近精彩を欠くナダルの復調なるかどうかもこの大会の見どころの一つですね♪
クレーコートはビッグサーバーに不利?
今年の米男子クレーコート選手権を見てみても、
ビッグサーバーと呼ばれる選手たちがイマイチ活躍できていないのわかります。
インディアンウェルズで錦織選手に勝ったフェリシアーノ・ロペス。
マイアミで錦織選手に勝ったジョン・イスナーも早々に敗退しました。
また、ケビン・アンダーソンも準決勝までは勝ち上がりましたが、
やはり格下相手に敗戦を喫しました。
クレーコートではどうしてもボールが遅くなり、
サービスエースが決まりにくくなる事から、
ラリーを得意とする選手に有利とされています。
そのため、幼少の頃からクレーコートをメインの練習場としてきたスペイン勢が、
クレーの大会では幅を利かせることが多くなっていました。
その代表格がナダルな訳ですが、
フェレールやロベルト バウティスタ アグト当たりにも注目してみようと思っています。
とにかく、ポイントで独走状態のジョコビッチを止めないといけません。
ストップ ザ ジョコビッチを合言葉に、
他の選手の活躍に期待したいと思います。
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