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ムチュア マドリード オープン 2016 組合せトーナメント表&ドロー



錦織圭選手が悲願のマスターズ初優勝を目指し、

相性の良いムチュア・マドリード・オープン2016に挑みます。

昨年まで錦織選手はこのマドリード・オープンで好成績を連続で残してきました。

2015年 ベスト4
2014年 準優勝
2013年 ベスト8
2012年 欠場

もともと苦手だったと公言するクレーコートを、

今やサーフェス別で見ると最も勝率の良い得意なものへと克服した錦織選手。

そんな期待が高まるマドリード・オープンの組合せドローを紹介します。




マドリード・オープン2016 トーナメント表




トップ10からは3位、ロジャー・フェデラーが欠場することになり、

その代わりにラッキールーザーとして53位、マルセル・グラノリェルス(スペイン)が入りました。

その他の主な欠場者は11位、マリン・チリッチ、16位、ジョン・イスナーのビッグサーバーの二人が怪我で欠場です。


さて、我らが錦織圭選手は第6シードとして出場します。


初戦となる2回戦の相手はバーナード トミックとファビオ フォニーニの勝者です。

トミックには今年1月のブリスベン国際で敗れていますので、

なんとか勝ち上がってきてもらい、リベンジを果たしたいところですが、

クレーコートが苦手なトミックが勝ち上がってくることは少々難しいかもしれません。


いずれにせよ、初戦というのはというのはどんな大会でも難しいものですので、

きっちりと調整して臨んで欲しいと思います。

また、同じスペインでも先日まで出場していたバルセロナより、

マドリードの方が標高が高いようで、ボールが少々跳ねやすいそうです。

その辺りも気をつけなければいけませんね。



強豪ひしめくブロックに入った錦織選手・・・



もともとドロー運はあまり良くないと言われている錦織圭選手。

今大会も非常に厳しい組み合わせになったことは否めません。


唯一安心して見てられそうなのが2回戦のみ。

3回戦からはいずれも負け越している相手との試練の戦いが待ち受けています。


まずは3回戦、リシャール・天敵・ガスケとの一戦。

過去6戦全敗の因縁の相手です。


天才と称されるガスケの術中に毎度毎度ハメられているかのような負け方を繰り返しています。

正直惜しい!と思わせる試合などなく、

錦織選手の悪い面ばかりが目立つ試合内容です。

そこがガスケの凄いところなんでしょうね。


しかし、そんな事は言ってられません。

昨年は同様に一度も勝てていなかったナダルからも初勝利を得ました。

今年はその対象がガスケに!!

そう願うばかりです。

なんとか頑張って頂きたい!!




全仏王者に挑む!!



さぁ、準々決勝まで勝ち上がってきた錦織選手。(予定)


苦手のガスケから初勝利を得て、意気揚々と次の試合に臨みます。(予定)


その気になる対戦相手は2015年全仏オープン覇者、ATPランキング4位、スタン・バブリンカです。(予定)


昨年、あのジョコビッチの全仏初優勝を阻止したバブリンカの強さはヤバイです。

あの時と同じような調子のバブリンカと対戦するとなると、

錦織選手は一つのミスも許されない・・・。

そんなテニスをしないと勝てないでしょう。

これまでの対戦成績も1勝3敗と負け越している通り、

間違いなく厳しい試合となることが予想されます。



絶対王者に再挑戦!!



一進一退の攻防を制し、見事に準決勝に駒を進めた錦織圭選手。(予定)

今年3度目の王者・ジョコビッチに挑戦することになりました。(予定)


2016年は全豪オープンで0-3
マイアミオープンでは0-2と、いずれもストレートで敗れています。

遡ると、およそ1年前のローマ国際準々決勝で1セットを奪って以降、

全てストレートで敗れています。

しかし、そのローマのサーフェスはクレー。

そう、クレーコートなら今のジョコビッチに対しても互角に戦える!!


そんな期待が寄せられます。


ジョコビッチはグランドスラムで唯一クレーコートの全仏オープンだけ優勝出来ていません。

あの圧倒的な強さを誇るジョコビッチに勝つには、

クレーコートが一番確率的には高いのではないでしょうか?


勝てばあの2014年の全米オープン以来の快挙です。

もう一度歓喜にわきたいですね。



クレーキングにリベンジだ!!



死闘の連続でも気力は充実していると思われる錦織選手。

2年ぶりにマドリードの決勝戦に帰ってきました。(予定)


対戦相手は願望も込めてクレーキングことラファエル・ナダル!!(予定)

2年前と同じ決勝カードです。

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マスターズ初優勝を目前に無念のリタイアを喫した錦織選手の悔しい表情は今でも忘れられません。

あと2ゲームだったんです。

あと2ゲームで初優勝でした。

当時のナダルも申し訳無さそうに優勝トロフィーを手にしていましたね。

そのくらい、ナダルを圧倒するテニスを披露していたのです。


そんな舞台に帰ってきた錦織選手が燃えないはずはありません。


奇しくもナダルにはインディアンウェルズ、バルセロナと今年2連敗中です。

リベンジを果たすとともに、マスターズ1000初優勝の栄冠を手にして欲しいですね。


以上、錦織選手のマドリード・オープン2016 トーナメント展望でした。


頑張れ錦織圭!FIGHT!


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