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テニスのタイブレークとは?


テニスでは6ゲーム先取でそのセットを獲得することが出来ますが、

お互いに譲らず6-6となってしまった場合にはタイブレークと呼ばれる7ポイント制のゲームに突入します。

タイブレークもどちらかが7点を取ったらそのゲームを獲得出来ますが、

かならず点差が2点以上開かないといけないルールがあります。

7-6の場合は、8-6に。
7-7になれば、7-9や9-7にならないとゲームは終わりません。

お互いに点を取り合っていれば、いつまでもずっと試合が続くのです。


また、お互いの得点の合計点が6になったら、

コートチェンジが行われます。

それ以降も合計点が6の倍数になる度にコートチャンジが行われます。

サーブの順番は?



サーブの順番はそれまでのゲームと同様、
直前のゲームでサーブ権がなかった選手から始まります。

例えば錦織選手とジョコビッチが試合をしていたとして、

錦織選手のサーブで6-6となりタイブレークに突入となったら、

タイブレークはジョコビッチからとなります。


1本目はジョコビッチがサーブを行います。

ここでサーブ権が移動。

2ポイント目、3ポイント目は錦織選手がサーブを行います。

ここでまたサーブ権が移動。

以後、2ポイント交代でサーブ権が変わります。


また、タイブレークでのサーブは打つ位置も決まっています。

テニスにはアドバンテージサイドとデュースサイドと呼ばれるコートの位置があります。

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自陣コートの『ネットに向かって左側』がアドバンテージサイド。
略してアドサイド。

反対側がデュースサイドと言います。

タイブレークでのサーブの打つ位置は、以下のように

1ポイント目(ジョコビッチ)がデュースサイドから
2ポイント目(錦織)アドサイドから
3ポイント目(錦織)デュースサイドから
4ポイント目(ジョコビッチ)アドサイドから
5ポイント目(ジョコビッチ)デュースサイドから
6ポイント目(錦織)アドサイドから
7ポイント目(錦織)デュースサイドから
8ポイント目(ジョコビッチ)アドサイドから
9ポイント目(ジョコビッチ)デュースサイドから

こういう感じでサーブの打つ位置が決まっております。


ルールを知っていると、

テレビ観戦の時でもちょっと面白く観れると思います。

頭の端っこにでも入れておいて下さい♪

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