テニスの試合中、ボールは定期的に新品に交換される
テニスの試合をテレビで見ていると、
『ここでNEWボールです。』
と実況の方が良く言うのを聞いたことありませんか?
そして、NEWボールになった時にサーブを打つ選手が相手の選手にボールが変わったよってゼスチャーで教えています。
果たしてこれは何のためにしていることなのでしょう?
ボールを交換はなぜするの?すると何が変わるの?
プロのテニスプレイヤーが打つ打球には相当の力が加わっており、
それを何度も何度も同じボールで打っているとボールの中のガスの気圧が変わり、
また表面もどんどん毛羽立ってきてボールが弾まなくなってくるそうです。
よって、ボールを交換した直後は同じ力で打っていても、
さっきまでとはボールの威力が全然違ってくるんだとか。
なので、サーブを打つ前にボールが新しくなったよと伝えているのですね。
相手が気が付かない内にいきなり威力が上がったサーブを打ってはいけません。(笑)
テニスは紳士のスポーツですから。(*^_^*)
ボール交換はいつするの?
プロの試合では最初に7ゲームが終わった後。
そして次に9ゲームが終わった後。
以後、9ゲーム毎にボールが新品に交換されます。
なぜ最初だけ7ゲームなのかというと、
試合開始前の練習ですでに数多く打っているので、
最初の交換だけは7ゲーム後となっているそうです。
これからテレビでテニスの試合を見る方は、
実況や、解説の方が『ここでNEWボールです』と言ったら、
『サーブの威力が上がるな!』とか
『ビッグサーバーには有利だな』なんて心のなかで思っていて下さい。
ちょっとテニスの試合をみる楽しみ方が変わってきますよ♪
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