錦織圭VSベンヤミン・ベッカー 対戦成績 フレンチオープン3回戦
1回戦に続き、2回戦もストレートで勝利を収めた錦織圭選手。
次の試合、3回戦はATPランキング48位、ドイツのベンヤミン・ベッカーとの対戦となりました。
大方の予想ではクレーコートを得意としているフェルナンド・ベルダスコが勝ち上がってくる。
私もそう思っていました。
しかし、正直 これは想定外です。
なぜそう思うのか？
実はこのベッカー選手、クレーコートが大の苦手な選手だからです。
ハードコートの勝率が.411
グラスコートの勝率が.582
それに対し、クレーコートの勝率は僅か.216という低さなのです。
勝敗で言うと8勝29敗。
一体彼に何が起こったというのか？
しかし、次の3回戦まで中1日あるとはいえ、ベッカー選手は2試合ともフルセットの死闘を演じてきました。
錦織選手との試合で、
早々に差がついたとしたら、もしかしたら途中棄権してしまうかもしれません。
というのも無理して怪我でもしたら、得意のグラスシーズンを棒に振ることになり兼ねないからです。
ちなみに、これまでに錦織選手とベッカー選手は4度対戦しています。
2010年 デルレイビーチ国際テニス選手権（ハード）1回戦
錦織圭（898位）X 3-6 6-1 0-6 ○ベッカー（40位）
2010年 上海マスターズ（ハード）1回戦
錦織圭（119位）X 5-7 6-4 6-7(4) ○ベッカー（61位）
2014年 USナショナル・インドア・テニス選手権2回戦
錦織圭（16位）○ 6-4 6-4 Xベッカー（88位）
2014年 楽天ジャパン（ハード）準決勝
錦織圭（8位）○ 4-6 6-0 7-6(2) Xベッカー（66位）
（）内のランキングは当時のものです。
通算４戦２勝２敗
錦織選手のランキングがベッカーを抜いてからは2連勝となっています。
今や完全に立場は逆転しており、
今回の試合でも必ずや勝利を手にすることでしょう！！
1回戦のマチュー選手に続き、今回もベテラン選手に引導を渡す役目を錦織選手は務めそうです。
ドローの抽選から始まり、当初対戦が予想された選手たちが次々に負けていく・・・・。
これをラッキーと言っていいのかどうかは微妙ですが、
確実に錦織選手にとっては優勝への追い風となっていると思われます。
5月29日（金）の3回戦、この試合も見逃せませんね♪
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