錦織圭がグラスシーズンに挑む！課題は芝への適応か！？
ついに開幕しましたハレ2015！！
ATPツアーで最も期間が短いグラス（芝）シーズンです。
ウィンブルドンの前哨戦となるこの大会で、
しっかりと芝のコートに適応できるかが錦織選手の課題でしょうか？
というのも、錦織選手はハード、クレー、グラスの３つのサーフェスの中で、
一番勝率が悪いのがグラスコートなのです。
＜錦織圭 サーフェス別 勝率＞
ハード 156勝76敗 勝率.672
クレー 46勝20敗 勝率.697
グラス 20勝17敗 勝率.541
試合数も少ないですから、1試合で数字の変動も大きくはなりますが、
辛うじて5割を超えているといった感じで、
苦戦しているというのがデータからも分かります。
どうしてグラスシーズンで苦戦しているのか？
一説によると、
まず日本ではグラスコートはほとんど無いという事があげられるようです。
幼少期から中学生になるまで、
錦織選手は芝のコートで練習、試合の経験が殆どありませんでした。
芝での経験が絶対的に不足している事がなかなか勝てない原因に挙げられています。
でも、アメリカに行ってからは練習出来てるんじゃないの？
と思っていたら、
実は練習拠点のIMGアカデミーにもグラスコートは無いそうです。
今回も全仏オープンが終わって休養を取った後、
練習は再開していますが、
芝での練習は現地に入ってから初めて行うようです。
このように、
プロになった後でも、やはり芝での経験が不足しているのは否めないですね。
それでも、昨年からはゲリー・ウェバー・オープンでベスト４。
ウィンブルドンでも自己最高の４回戦まで勝ち上がりました。
自身の成長とともに、グラスコートにも徐々に慣れてきている感じがします。
苦手なクレーを克服し、
さらには経験不足のグラスコートをも克服した暁には、
錦織選手には輝かしい未来が待ち受けていることでしょう！！
その意味でも、このハレでの活躍には注目したいと思います。
ビッグサーバー有利という定説を、
ツアー屈指のリターナー・錦織圭が打ち破る！！
そんな姿を見たいですね。
まもなくゲリー・ウェバー・オープンのドローも発表されます。
２回戦から登場の錦織選手の初戦の相手は誰になるのか？
非常に気になりますね♪
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