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ATPツアー ポイントの有効期間は?


テニスのATPツアー 世界ランキングは、

大会ごとに獲得できるポイントによって変動していきます。

だったら数多くの試合に出ればいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、

ポイントが加算の対象となるのは、過去1年間の上位18大会のポイントだけとなります。


仮に30試合に出場したとしても、成績上位18大会分しかポイントに反映されません。

ただ一つ例外があり、

年間上位8選手のみ出場できるワールドツアー ファイナルズに出場した選手のみ、

合計19大会分のポイントで計算されます。



この18大会or19大会で獲得したポイントは、

1年間(52週)のみ有効で、それを過ぎると自動的にそのポイントは消滅していきます。

よって前年と同じ大会に出るならば、

前年と同じ、もしくはそれ以上の結果を出さないとポイントは減る事になるのです。


優勝すると何ポイント獲得できるの?


ATPツアーは大会の規模によって、

グランドスラム
マスターズ1000
ワールドツアー500
ワールドツアー250

とランク分けされており、

規模により獲得ポイントも変わります。

グランドスラム 優勝 2000 準優勝 1200
マスターズ1000 優勝 1000 準優勝 600
ワールドツアー500 優勝 500 準優勝 300
ワールドツアー250 優勝 250 準優勝 150

優勝、準優勝以外でもポイントは獲得できます。

大抵1回戦を勝てば少なからずポイントが獲得できますが、

グランドスラム、マスターズ1000は本戦に出場するだけでポイントが獲得できます。

また、予選会でも勝てばポイントが貰えます。


また、ポイント獲得年間上位8名のみが出場できる

ワールドツアー ファイナルズ in ロンドンは特別なポイント形式が採用されており、

ラウンドロビン(予選リーグ3戦) 1勝ごとに 200
準決勝 勝利で 400
決勝 勝利で 500

となっています。

シングルス レース ランキングとは?


シングルス レース ランキング、別名『Race to London(レース トゥ ロンドン)』と呼ばれているもので、

ATPツアー ランキングが前年からの継続のポイントランキングに対し、

レース ランキングは年の始めに全員が0ポイントからスタートする1年間で誰が一番ポイントを獲得したかを争うランキングです。

そして、上位8名が11月に行われるワールドツアー ファイナルズ in ロンドンに出場できるのであります。


このレース ランキングの対象となる大会は18大会です。

それ以上の大会に出ても、上位18大会の成績でポイントが決まります。


以上、ATPツアー ポイントに関する説明でした♪

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