ジョコビッチの強さの秘密は？
世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチが、
同8位のミロシュ・ラオニッチを3-0のストレートで下し、準決勝進出を決めました。
今年の全豪オープンのサーフェスは早いと言われ、
よりビッグサーバーが有利になると言われてきました。
しかし、ジョコビッチにかかればそんな事は関係ないとばかりに、
第1セットこそ互角の展開でしたが、
試合が進むに連れビッグサーバーの代表格であるラオニッチを圧倒し完勝しました。
今日のラオニッチは最速229キロで、
ファーストサーブの平均も207キロというとんでもないサーブを打ち続けましたが、
エースは15本にとどまり、
逆にジョコビッチに何本もリターンで返されていました。
ジョコビッチの強さはそのディフェンス力と、
凡ミスの少なさにあると思われます。
今日の試合でもアンフォーストエラー（凡ミス）の数は僅かに17個。
これは本当に少ない数です。
ミスをしない相手に勝つにはより正確なショットでの攻撃が必要となります。
当面、この世界一の選手を打ち破るのは難しいのかもしれませんが、
錦織、ラオニッチ、チリッチ、ディミトロフ。
この4人の新世代でジョコビッチの高い壁を打ち破りたいですね。
さて、ベスト4が出揃い、
ジョコビッチ VS ワウリンカ
ベルディヒ VS マレー
凄い組み合わせになりました。
今日 錦織選手に圧勝したワウリンカを、
ジョコビッチはどのように戦うのか・・・。
そこに注目したいと思います。
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