錦織圭がビッグサーバーを相手に身につけるべき技術とは？
錦織選手は本人も漏らす通り、
ビッグサーバーとはあまり試合をやりたくないそうです。
それは錦織選手がストロークでリズムを掴んでいくタイプの選手のため、
ビッグサーバーを相手にするとどうしてもサーブだけで終わってしまうことが増え、
ラリーの回数が少なく淡白な試合になり、本人も面白く無いそうです。
また、ビッグサーバーはサーブの調子が良いとどんどん勢いに乗ってしまい、
手が付けられなくなる程の破壊力を見せることがあります。
しかし、世界ランキング3位にもなろうかという現在、
苦手とかやりたくないとか言ってる場合じゃありません。
しっかりとビッグサーバー対策を身に付けなければいけません。
そんな今の錦織選手に足りない技術はブロックリターンだと一部では言われています。
ブロックリターンとは？
ブロックリターンとは名前の通りラケットの振りを最小限にとどめ、コンパクトに返すリターンです。
ブロックするように相手コートの深い位置に緩く返すのが理想と言われています。
緩く深く返すことにより、
自身も態勢を整える時間が出来、そこからラリーへと繋げていくのが目的です。
相手がビッグサーバーでも楽々勝ってしまうジョコビッチやフェデラーらはこのブロックリターンが抜群に上手いそうです。
下の動画はフェデラーがATPツアー屈指のビッグサーバー、イボ・カルロビッチ戦のリターンをまとめた動画です。
このリターン技術を錦織選手も身に付ければ、
また一つ上のレベルに到達するんでしょうね。
イボ・カルロビッチを始め、ケビン・アンダーソン、ミロシュ・ラオニッチらの名だたるビッグサーバーの全力サーブに対抗し、
受け手側もラケットを振り切るようなリターンをしてはいけないという事ですね。
取りあえずはラケットに当てて相手コートの深いところに返すことだけを考えたほうが良いようです。
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