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錦織圭が次戦バルセロナオープンで2連覇するのが難しい理由とは?


2015年もクレーシーズンが始まり、

これまで不振だった選手が急に勝ち始めたり、

逆にクレーになった途端に勝てなくなるといったことが頻繁に起こっています。

今年も例外になく、トップ選手たちの早期敗退が起こっています。


そんな中、昨年 突然クレーコートで覚醒した錦織選手が出場を予定しているバルセロナオープンですが、

試合前から今年は優勝することが難しいと言われているます。

その理由とはなんなのか?


検証してみたいと思います。

2015年のバルセロナは出場選手のレベルが高い?


今年と昨年のバルセロナのまず大きな違いはその出場者です。

2014年の主な出場者でランキング上位10名を挙げると

1位 ラファエル ナダル
6位 ダビド フェレール
13位 ファビオ フォニーニ
17位 錦織 圭
18位 トミー ロブレド
20位 ニコラス アルマグロ
21位 イェルジ ヤノウィッツ
22位 アレクサンダー ドルゴポロフ
23位 エルネスツ ガルビス
25位 フィリップ コールシュライバー

です。


それが2015年はこうなりました。

4位 錦織 圭
5位 ラファエル ナダル
6位 ミロシュ ラオニッチ
7位 ダビド フェレール
10位 マリン チリッチ
12位 フェリシアーノ ロペス
14位 ジョー ウィルフリード ツォンガ
16位 ロベルト バウティスタ アグト
17位 エルネスツ ガルビス
20位 トミー ロブレド

これはレベルが高いですね。

もちろん全員と対戦する訳ではございませんが、

もしベスト8に残ったメンツがこれらの選手なら、

グランドスラムとさほど変わらないメンバーです。


単純にこれだけでも錦織選手の2連覇が厳しいのが想像つきます。


2014年は対戦相手にも恵まれていた!


昨年のバルセロナオープンで、

錦織選手が対戦した相手は以下の通りです。

2回戦 ロベルト・バウティスタ アグート(45位)
3回戦 アンドレイ・ゴルベフ(60位)
準々決勝 マリン・チリッチ(27位)
準決勝 エルネスツ・ガルビス(23位)
決勝  サンティアゴ・ヒラルド(65位)

錦織選手は当時のランキングが17位でしたので、

5試合全て自分より格下の相手でした。

これではワールドツアー250なみの対戦相手です。


ナダルもフェレールも早々に負けてしまい、

錦織選手にとってはこんなにラッキーな大会はなかったでしょう。


今年も上位選手が軒並み早期敗退という可能性はゼロではありませんが、

さすがにここまで恵まれた組み合わせになるとは思えません。


以上のことから、錦織選手のバルセロナオープン2連覇は厳しいと言われているのでした。



しかし、その後のマドリードではバルセロナでの勢いそのままに、

まさに『スーパーゾーン』にはいった錦織選手のプレーぶりが鮮明に頭に残っています。


あのナダルが手も足も出ない状態でした。


あと2ポイントで初めてナダルに勝利!!というところで怪我が悪化し途中棄権となりましたが、

あの『スーパーゾーン』に再び入ることが出来たら、

誰が相手でも絶対に勝てるでしょうね。


それぐらい去年のマドリード決勝は神がかっていました。


今年のクレーシーズンはとにかく怪我だけに注意して、

頑張ってほしいと思います。


バルセロナオープン2015は、4月20日開幕です♪


お楽しみに♪


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