錦織圭選手がメンフィスで格下に苦戦したワケとは？
決勝戦以外は第1セットを全て奪われ、
格下相手に大苦戦を強いられた錦織選手。
専門家の話によれば、
それには幾つかの理由があったのでした。
大会期間中にもトレーニング！
錦織選手はこの大会期間中もかなり負荷をかけたトレーニングをしていたようです。
例年は大会期間中には体力を落とさない程度に体を動かす事はしているが、
今回はチーム錦織の方針でハードな運動を続けていた模様。
その為、肉体的には相当な疲労があり、
動きが鈍くなっていたようです。
長いシーズンを見越し、ここで体力アップを見越したトレーニングをするのは、
本気でグランドスラム制覇を目指している証拠でしょうね。
ボールが女子用だった？
テニスは欧米のスポーツ！
アメリカで開催する大会ではアメリカ人に優勝して貰いたい。
その思惑からビッグサーバー有利の速い球足のサーフェスで、
さらに球が伸びやすい女子用のボールを使用していたという話があります。
アメリカ人のビッグサーバーがこぞって出場していたのはその為とも言われています。
錦織選手がラケットの調整に苦心し、
得意のストロークでミスを多発させていたのもそのせいかもしれません。
メンフィスで勝ったことの意義
松岡修造さんが言っていましたが、
このビッグサーバー有利の大会でも勝ったことは、
更に球足が速い芝の大会、つまりウィンブルドンでの活躍に繋がるとの事です。
室内のメンフィスでは風の影響もなかったため、
場合によっては芝以上に速かったのかもしれません。
体力的に疲労困憊状態の中で、
ほぼメンタル力だけで凌いだ錦織選手の成長は
今後の活躍を裏付けるのに十分な大会だったのではないでしょうか？
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